【脱毛初心者必見!】セルフシェービングで失敗しないポイント

コラム

医療脱毛でもサロン脱毛でも、脱毛前に自分でシェービングを行うことが一般的ですが、正しいやり方が分からずに失敗してしまった・・・というケースも少なくありません。特にVIOのムダ毛処理は「どこまでどうやって処理すればいいのか?」悩む方が多い部位のひとつのようです。

そこで今回は、脱毛サロンで十分な効果を得られるシェービングのポイントをまとめてみました。

シェービングに必要なアイテムの紹介や、体の部位に合ったシェービングのやり方についても分かりやすく解説しておりますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

そもそも、なぜ脱毛前にシェービングが必要なのか?

脱毛施術をする前には必ず自分でシェービングをしてくるよう、脱毛サロンやクリニック側からの説明がある場合がほとんどです。

なぜ脱毛する前にシェービングを行う必要があるのでしょうか?

それには大きく分けて2つの理由があります。

やけどなどの肌トラブルを防ぐため

脱毛レーザーや光は黒い部分(メラニン色素)に反応します。レーザーの熱によってメラニン色素を多く含む毛根にダメージを与えることができるのです。

しかし、肌に多くの体毛が残ったまま照射すると、熱くなった体毛が皮膚に触れてしまい、やけどの原因となってしまいます。 また、毛穴の中にバイ菌が入って炎症を起こす毛嚢炎など、肌トラブルのリスクも高まります。シェービングを行うことで、脱毛施術での肌トラブルを回避しやすくなるのです。

脱毛効果を最大限に高めるため

レーザーの熱によってメラニン色素を多く含む毛根にダメージを与えることができますが、メラニン色素は体毛そのものにも含まれています。

せっかく照射しても体毛にも熱が分散してしまい、毛根まで十分に熱が伝わりにくくなります。そうなると十分なパワーで毛根にダメージを与えることができなくなってしまいます。

つまり、体毛が残ったままだとせっかく施術しても十分な脱毛効果を得られないというわけです。

このようにムダ毛が残った状態での施術はデメリットが多いです。脱毛サロンやクリニックによってはシェービングをしてこないと施術自体を断られるケースもあるので、事前のシェービングはしっかりと行っておきましょう。

セルフシェービングで失敗しない3つのポイント

それでは、脱毛前にシェービングが必要だと分かったところで、具体的にどのようにしてシェービングをしていけばいいのか、ご紹介したいと思います。

使用アイテムは「電気シェーバー」が◎

脱毛施術後の肌トラブルを防ぐためにも、脱毛前はなるべく健やかな肌状態であることが理想です。そのため、ムダ毛処理には色々な方法がありますが、肌表面を傷付けずに剃毛することのできる電気シェーバーがおすすめです。

電気シェーバーと言っても種類は色々です。

「女性用(レディース)電気シェーバー」と書かれたものを選んんでいただければ間違いないです。その中でも「ボディ用」「フェイス用」「VIO用」と使用する部位によって種類が分かれています。

■ボディ用

ボディ用は、腕や脚、ワキなど全身のムダ毛処理ができるため、ひとつは持っておきたいアイテムです。シェーバーの先端が広いため、背中や脚など広い部分でも短時間でスピーディに処理できます。刃を付け替えることで、フェイスからVIOまで処理できるタイプもあるようです。

■フェイス用

顔用は、眉のところや顔全体のうぶ毛の処理に使えます。ボディ用に比べて刃が短く、カミソリのような形状をしているので、眉や鼻周りなど細かい箇所に使いやすいです。

■VIO用

アンダーヘアを処理したいなら、VIO用のものを使いましょう。ボディ用より一回り小さくて、デリケートな部位を傷つけない工夫がされています。デリケートゾーンは皮膚が薄くて複雑な形状をしているため、うっかり傷つけてしまいやすい部位ですから、専用のものを使用するのが安心でしょう。

脱毛クリーム、カミソリ、毛抜きなどのアイテムは、肌への負担が大きいため、あまりおすすめできません。

表面に見えているムダ毛を薬品で溶かして処理する脱毛クリームは、ムダ毛のみならず皮膚まで溶かしてしまいます。カミソリは表面の毛のみならず、肌の角質までそぎ落としてしまうため、バリア機能の低下に繋がります。毛抜きも毛穴への負担が大きく、毛嚢炎などの炎症を起こしてしまいやすいので危険です。肌への負担が大きいという点から、乾燥肌や敏感肌の方には特におすすめできません。

比べて電気シェバーは、刃が肌へ直接当たらないので皮膚を傷つけることなく、表面にあるムダ毛のみを処理することができるので安心です。

個人的にはパナソニックのフェリエがおすすめです!部位別のシェーバーもありますし、シンプルでコスパ◎。初めて電気シェーバーを使用する方でも使いやすいと思います。

詳しく知りたい方は下記を参考にしてみてください。

【2021年】レディースシェーバーのおすすめ人気ランキング17選

体の部位に合ったシェービング方法を行う

セルフシェービングのやり方は、体の部位によって違ってきます。体の部位を大きく分けると「全身」「顔」「VIO」となります。それぞれの体の部位に合ったシェービング方法があります。

■全身(手足、お腹、胸、脇の下など)

用意するもの:全身用電気シェーバー / 保湿剤(ボディーローションまたはクリームなど)

  1. シェービング前に保湿剤を塗って肌を保護します。
  2. 明るいところでシェービングを行います。(鏡を見ながら行うとやりやすいです)
  3. 処理が終わったら、もう一度保湿剤を塗りましょう。
太ももの裏側や背中など手が届きにくいところは家族から手伝ってもらったり、脱毛サロンやクリニックのスタッフにお願いするのが安全です。

■顔

用意するもの:顔(フェイス用)の電気シェーバー / 保湿剤(化粧水、乳液など)

  1. 顔全体に化粧水と乳液などで保湿します。
  2. 頬は内側からフェイスラインに向かって丁寧にシェーバーを動かします。それ以外は上から下へ剃っていきます。ボディーと同様、明るいところで鏡を見ながら行いましょう。
  3. 最後に保湿ケアで肌を整えます。
大きな刃だと眉や鼻の下など細かな部位を剃るのは危ないので、フェイス用の小さなシェーバーを使用するようにしましょう。肌が乾燥していると皮膚を痛めやすいので、保湿は充分に行ってください(ボディも同様です)

■VIOライン

VIOのムダ毛処理はもっともやりにくい部位です。ムダ毛の量も濃さも多いため、セルフシェービングにはコツがいります。大まかですが、処理の流れを確認しておきましょう。

用意するもの:顔(フェイス用)の電気シェーバー / 小さなハサミ / 小さなカミソリ/ 保湿剤(ボディーローションまたはクリームなど)

  1. まずは、長い毛を小さなはさみで剃りやすい長さまでカットします。(はじめからシェーバーを当てると刃に毛が絡まるので前もってカットしておくことが大事です!)
  2. 長い毛をカットしたら、VIO用の電気シェーバーでVラインのムダ毛を処理していきます。シェーバーが当てにくい部分は小さなカミソリで丁寧に処理してください。
  3. I・Oラインを処理していきます。鏡の上にしゃがむような体勢で行うやり方がおすすめです。
  • IラインとOラインは、自分で完璧に剃りきることが難しい部位のため、セルフシェービングでは粘膜を傷つけてしまう可能性も。心配で無理せずに脱毛サロンやクリニックでシェービングをお願いするのも良いでしょう。
デリケートゾーンの皮膚はとても薄く、傷つきやすいです。肌が乾燥しているとなおのこと。肌を柔らかくしておくことで剃毛による肌負担を減らすことができるので、入浴後やホットタオルで温めてから処理するのがおすすめです。

また、水洗い対応の物なら清潔ですし、完全防水ならバスタイム中にも使えます。交換用の刃がついているかどうかもチェックです。他にも持ちやすさや大きさ、持ち運びの良さなど、商品によって特徴が違ってきます。

使用するのは自分自身ですので、自分が納得したもの、使いやすさを重視して商品を選ぶことをおすすめします。「どの部位に使用したいのか」「部位別にいくつ必要なのか」なども考慮しながら選ぶと良いかもしれませんね。

シェービングは施術の1~2日前がベスト!

シェービングのタイミングですが、脱毛を受けるサロンやクリニックの指示によって異なります。「前日に処理してください」というサロンもあれば、「2日前であれば構いません」というところもあるでしょう。

基本としては、それぞれのサロンやクリニックの指示に合わせればよいですが、特に指示されていないなら、施術する日の1~2日前がベストです。

できれば避けてほしいのが、施術を受ける当日です。

シェービング後の皮膚はとても敏感になっています。シェービング後、すぐに脱毛の施術を受けてしまうことで、肌の炎症や痛みのリスクが高まります。当日だと時間に余裕が持てなくて、慌てて処理を行ったために皮膚を傷つけてしまった、といったアクシデントにも見舞われる可能性も。。。

逆にセルフシェービングから施術までの期間が長すぎると、その間に体毛が伸びてしまい、やけどのリスクが高まる恐れがあります。

これらを配慮するとセルフシェービングは脱毛する1~2日前にゆっくりと時間を取って丁寧に行うのが良いいかと思います。

脱毛当日までの保湿ケアは念入りに!

シェービング後から脱毛施術の当日にかけて肌の保湿ケアは念入りに行ってあげてください。

シェービングしたばかりの肌はとてもデリケートな状態です。電気シェーバーで優しく行ったとしても、肌は少なからずダメージを受けています。

肌が過敏な状態でレーザー照射を受けてしまうと、炎症を起こしたり、痛みやかゆみなどの肌トラブルを起こしかねません。特に、敏感肌や肌荒れがひどい方は念入りなケアが必要ですね。

施術を受ける当日まで十分な保湿ケアを続けることで、肌トラブルを未然に防ぐことができますし、施術時の肌の負担を最小限に抑えることができるでしょう。

シェービングサービスを利用できる脱毛サロンやクリニックもあります

背中やヒップ、腰やうなじなど、手が届かない部分を自分一人でシェービングするのは困難でしょう。特にデリケートゾーンの処理は大変だと思います。

そんなときに頼りになるのが、脱毛サロンやクリニックでのシェービングサービスです。

脱毛サロンやクリニックでは、うなじや背中、ヒップやIOラインなど自分で手が届かない部位は、スタッフが手伝ってくれるのが定番です。また、多少の剃り残しなら、スタッフの好意によって無料でサービスしてもらえるケースもありますよ。

ただし、一人あたりの施術時間は決まっています。シェービングに時間を取られると、照射する時間が削られてしまうので、希望する部位すべて脱毛できないことも考えられます。効率よく脱毛してもらうためにも、手の届く範囲で、できる限りセルフシェービングをしておくことをおすすめします。

気になるサロンが見つかったら、無料カウンセリングを受けてみるのもおすすめです!

シェービングサービスについては、脱毛サロンやクリニックによってそれぞれ内容や料金が異なりますので、「剃毛サービスがあるのか」「どこまで無料でどこから有料なのか」など、スタッフの方に詳しく聞いてみるといいですよ!

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脱毛前のシェービングは、最大限の脱毛効果を出すためにとても大事です。

自分で処理できない部位は、脱毛サロンやクリニックのサービスを受けることをおすすめします。経験豊富なスタッフから処理してもらうことで、より綺麗に、そして安心して施術を受けることができるに違いありません。やけどなど肌トラブルを回避するためにも必ず行いましょう。

今回紹介したシェービングポイントを参考に、ぜひセルフシェービングに挑戦してみてくださいね!

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